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執筆者の写真慧 務川

【12/6(水)建設委員会】


○議案第130号 津久井消防署の新設・移転



津久井消防署は老朽化が顕著でありましたが、この度新庁舎が完成し、新津久井消防署は相模湖プレジャーフォレスト正門の隣へ移転することに。


今回はそれに伴う条例改正を採決しました。



質疑では、消防車両等の出動の際の安全面の確保や、消防署前の交差点の命名、新庁舎の特色や新たに訓練できるようになった事項、災害対応ドローンの運用などを論じました。



○議案132号 宮上横山台線の橋りょう工事延長


町田と相模原を繋ぐ橋りょう工事が東橋本で進んでいます。


相模原市と神奈川県(境川の当該工事部分の管理者)の協議の結果、護岸工事を追加で実施する必要になりましたが、その協議に時間を要したため、工事延長となりました。


なお、橋りょう工事は延長となりますが、橋りょう以外の道路工事はR6年度以降に実施のため、供用開始時期が遅れることはありません。


工事延長に伴って新たに必要となる費用については、次の定例会で審議することになる模様です。



○議案第133号 青根地区、土砂災害による損害賠償


6月の豪雨による青根地区の土砂崩れで3件の住宅・墓地が被災しました。


被災の原因は市の管理している水路の「管理不足」によるものとして市が100%責任を負い損害賠償を支払うことになります。


その責任の所在について、私含め各委員で議論をいたしました。



結論は、「河川法施行令」に準拠して実施すべきであった年1回の点検をしていなかったため、「管理不足」と判断する他ない。ということです。


市は今後、同様の事案が今後発生する恐れのある他の44水路について、点検体制を強化するとのことです。


私からは、人員体制を組むことが困難であると想定し、水路そのものの強化など改良措置を行うべきではないか、と提言致しました。



○議案第161号 市営住宅指定管理者の指定



今年度は市の公共施設の指定管理者の更新年です。



市営住宅の指定管理者も今回変更になりました。



委員会では様々な質疑が交わされましたが、


ひとつ重要なことは


現指定管理者(日本管財(株))の申請がなかったことです。


その理由を伺うと「今回市が提示した管理委託料では、物価高騰などにより採算を取ることが困難であるといったものでした。」とのこと。



物価高騰や人件費上昇を加味した管理委託料を市が提示しきれなかったため、5年間の管理をしていた日本管財は採算が合わないことで撤退した模様です。



今回の選考結果は委員会として採択しましたが、5年後の再選考の過程ではやはり管理委託料の増額を目指し、サービスの質や雇用者の待遇が低下しないような措置が求めらる。そうした意見が各会派から提示されました。



○補正予算


リニア駅開発に伴う大西大通り線の整備について、地権者の方々との協議が難航しています。


このことから、リニア駅南口ロータリー周辺の道路整備(橋本西通り線及び橋本駅氷川線)の街路整備も遅れることになります。


予算は確保していましたが、次年度に繰り越すことになりました。


これも採択。



その他、道路整備事業者の工事時期平準化のため、ゼロ市債発行による債務負担行為で、閑散期である4月での道路舗装を推進します。


・丘整形の前の道路


・上磯磯部八幡宮前の踏切周辺の道路


も当該補正予算事業に含まれます。


これらは令和6年4月に実施します。



公共工事の平準化の取組として大変重要な仕組みです。


こちらも採択。



その他にも何件かの議案を審議いたしました。



審議結果は18日の本会議で報告される予定です。

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