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執筆者の写真慧 務川

【3/1,3/4は予算特別委員会建設分科会でした】

2日にわたって、令和6年度当初予算の建設委員会所管部分(都市建設局・消防局・危機管理局)を審議。各事業について事前に何日もかけて精査いたしました。


結果、建設委員会において当初予算案は採択。



私の質疑に関連することをいくつかご紹介。

詳細な内容などご関心あれば、以下でご確認ください!

相模原市議会 議会中継 - 発言内容




■まちの除草予算が1億円増しの倍増です。

公園や市道・県道の除草作業が近年減っていました。

自民党相模原市議団の予算要望もあり、来年度はようやく予算2倍増。

これで「年に2回の除草作業」が久しぶりに再開します。

なお、街路樹の剪定予算はわずかに1%増。

地元造園業者の方々からの声も引用しながら来年度以降の予算増を求めました。



■当麻の水田地帯を流れる八瀬川の浚渫事業が予算計上されました。

地元の方から、東日本台風後に蓄積された土砂と雑草雑木の成長を相談いただいていましたが、この度、来年度予算に浚渫事業が計上されました。




■新戸相武台線(ずいどう)の改良工事について

相武台側の第3橋りょうの架け替え工事がなかなか進みません。

補正予算審議では、橋りょう周辺の電気設備工事の事業予算について確認しましたが、

その後の造成工事が令和6年度予算に計上されています。

電気設備工事が後ろ倒しとなったため、

造成工事は年度後半になります。そうすると、また工期設定がうまくいかず、入札不調となる懸念があります。

私からは、年度跨ぎを見越して、平準化目的の2か年債の導入や継続費計上すべきであったのではと指摘。そもそも米軍基地内の工事ということで、事業実施の難しさがあります。市の提示金額が低い側面も入札不調に影響がないか精査をお願いしました。

新戸相武台線は市内の「優先整備箇所」です。工期がこれ以上遅れてはいけません。



■当麻市場・谷原地区の土地区画整理事業について

来年度は予算計上なしを確認。本年度の事業成果を問いました。

本年度は、地区の土地利用構想図素案の作成しています。

この構想図や企業進出可能性調査の結果をもって、地域住民への周知と対話を来年度に進めていきます。



■消防救急デジタル無線事業は来年度5.6億円を計上

10年ごとの設備更新で必須の事業です。

10年前の無線機器と比較して中山間地の無線交信や通信処理速度が高まります。

しかし随契なので、費用は高い。消防団全体の予算規模に相当します。



■中山間地への消火栓、防火水槽の設置経費について

中山間地の消防水利事業が中々進みません。

水道管の設置がそもそも手薄いことが原因。防火水槽は斜面の多い中山間地では難しい。このまま予算計上続けるよりも、「移動できる防火水槽」として近年東京都などが導入している大型水槽車の導入を図った方がよいのではないか、議論。

大型水槽車は消火水利の乏しい高速道路の火災対応にも有効とのこと。是非導入を。



■防災アセスメント調査事業が10年ぶりに実施されます。

2年間の継続費でじっくり、最新大規模災害シミュレーション研究成果も取り入れながら実施するとのこと。

新磯小は避難所ですが、地元の多くの方が風水害の際に使えなくなってしまうのでは、と懸念しています。

前回の防災アセスメント調査では大規模風水害が想定されていませんでしたが、今回は新たに検証予定。

この結果を踏まえて避難所運営や備蓄体制についても改良が図られるかもしれません。





以上、その他の事項や、詳細な内容などご関心あれば、以下でご確認ください!

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