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執筆者の写真慧 務川

【3/1(金)建設委員会】


本日は3月定例会の建設委員会でした。

2/22に本会議で建設委員会に付託された議案や補正予算について質疑しました。

 今回、私の質疑でのポイントは「土木費の執行残や繰越が目立つ状況について、今後、どのように対応していくのか」です。

本年度予算のうち、土木費の繰越費は総額約20億円。土木予算全体の6.8%相当です。

土木費のうち、都市計画道路整備事業の繰越額は約10億円で、道路予算全体の63%にも相当します。かなりの予算が繰越となっています。

その原因を質問したところ、市の答弁では、

「宮上横山線の本線工事、県道52号の工事などで、今年度の着工が遅れたことや地権者との協議に時間を要したことなどによるもの」との回答でした。

また、相武台や新磯の方々は気になるでしょう、キャンプ座間のずいどう(新戸相武台道路)の2車線化についても、本年度の予算が繰越明許費として計上されています。

新戸相武台線について、本年度はどんな工事を実施する予定だったのかといえば、

「相武台側の橋りょう架け替えに伴う米軍基地内の施設の移転補償工事であり、

先行して実施する電気設備の移設工事の入札不調があった。このため、当該工事及び後続工事の年度内完了が見込めなくなった」

とのこと。

このように市も優先して整備しようと考えている道路改良事業も、入札の不調や関係先との協議で時間がかかったり、用地取得が困難であったりと、

折角予算を積んでもうまく事業が進まない状況です。

委員会以外でも普段、都市建設局の職員の方々の話を聞くには、

・入札不調の原因は市が提示する単価が事業者からみるとまだまだ割に合わない低さということ

・どうしても年度内執行を目指す公共事業の性質上、条件のよい工期を提示できないこと

などがあるようです。

予算の確保は引き続き大前提として、

・単価引き上げや、

・年度内執行にこだわらない継続費制度や債務負担行為制度の更なる積極的な活用

何より、土木職員が今、欠員状況にありますので、次期定数計画での土木職員の定数増などについて要望をしました。

その他、議題となった案件の審議についてはこちらの録画ご覧ください。



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