先月、古山十二天神社の例大祭を訪れました。
下溝では大下から下原まで下溝八幡宮にお参りに行かれる人が多いようですが、古山には十二天神社が鎮座されていますので、古山の人だけは十二天神社の例大祭に参加します。
公会堂でお囃子をされる子供の数は多く(それでも昔より減ったそうですが)頼もしいものですが、若いお母さん方もお囃子に参加します。皆、子ども会を引退されると、次はお囃子会に入る自然な流れができているのだとか。
地類の方も、新しく越してこられた方も、老若男女お囃子のために一堂に会しているさまは一つの大家族のようです。昨今では中々見られない感動的な光景でした。
お神輿はコロナへの配慮ということで、集落全体を巡ることはありませんでしたが、祝詞奏上、玉串奉奠も滞りなく執り行われて、神輿殿へと戻られました。
古山では古き良き慣わしが、世代や出自を超えて大切に引き継がれています。何とか私もお役に立ちたいと想いを強くした一日でした。
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