新磯地区の「相模原市磯部民俗資料館」は昨年秋に閉鎖となりました。
資料館には農機具、古民具、地域の伝統行事の写真など、郷土史にとって貴重な展示品が多数展示されていましたが、館長が体調を崩されてしまい、資料館の運営継続が困難となりました。
貴重な展示品の多くは処分して(市や収集家の方へ一部の譲渡もしています)片付けを進めています。
資料館が保有する帆かけ舟は、
江戸~明治期の物流手段として相模川を往来していたものを地元の方々が復元したもので
毎年8月、実演に使用していたものです。
これを処分するのは忍びないと思っていたところ、とある漁業組合さんが購入したいとの連絡がありました。
過日、私も船を新磯から現地まで運ぶお手伝いをしました。
船体は無事引き渡され、処分されることなく、今は小倉橋の下のアユ釣ボートとして活躍しています👍
民俗資料館は閉鎖してしまいましたが、
郷土史に興味をお持ちの方はよかったら資料館まで訪ねてみてください。
展示品はもうありませんが、館長の郷土史のお話はとても面白いですよ😊
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