本日は自民党相模原市議団の視察で福岡市に行ってまいりました。
福岡市では、明治時代より家庭ごみの個別収集を実施してきた歴史があり、また昭和30年代のモータリゼーションによる市内交通渋滞を避けるため夜間戸別収集が始まり、「夜間戸別収集」が今日まで続いています。
戸別収集のメリットデメリットはさまざまにあるものも「夜間収集」は日中の渋滞回避やカラス被害の低減などメリットが多い模様。
また福岡市は平成17年より全国の自治体に先駆けて家庭ごみ排出の有料化を開始しました。
年間3000-4000円の世帯負担が生じますが、導当時の市民説明会等での意見の大半がごみ分別と減量化は市民の責務であり、推進にために有料化に賛成だったとのこと。
相模原市は下溝にある最終処分場が15年後に満杯となり、次期最終処分場の計画策定が進められているところですが、
最終処分場をできる限り作らないためにも相模原市のごみの減量化・分別を更に進めることは不可欠です。
福岡市のゴミ処理について、歴史、制度、予算設計、課題等学んだ事項を市政に活かしてまいります。
今回視察のご手配下さった阿部真之助元議長や福岡市役所に感謝申し上げます。
前日は北九州市にて自民党政令指定都市合同総会にて地元選出の自見はなこ参議院議員の講演を聴きました。
「少子化対策について自治体間競争を激化させ、各地域で生まれた子供たちに格差が生じることはこれ以上あってはならない。少子化対策は地方自治体が競争的に取り組むのではなく、国策として分け隔てない支援に変えていく必要がある」とのご発言に得心しました。
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