先週はグリーンスローモビリティの運行に参加しました。
すっかり地元に定着し、着実に利用者が増えています。
上磯部地区では週1回、水曜午前中の運行のみですが、2往復必要ほど利用者は満員です。
「水曜じゃなければ利用したかった」といった声も出ており、便数を増やせばさらに利用者は増えるでしょう。
週末は「勝坂縄文まつり」「新磯れんげフェスティバル」に参加。
皆さんと楽しく交流しました。
~市議会9月定例会振り返り③~
9/11 決算特別委員会市民環境経済分科会
9月定例会は令和5年度決算が議案となっておりました。
決算委員会で、私は市民、環境、経済関連の事業決算を審査。
膨大な事業に全て目を通しましたが、質疑には1時間の制限があるので、そのうち20事業ほどについて当会派から質問。
特に、
・ごみの有料化、戸別収集の調査検討結果について質疑
・大凧祭りへの補助制度である観光事業補助金の引き上げについて
質疑の詳細は以下。
〇一般廃棄物処理基本計画改定事業
家庭ごみの収集体制に関する調査の結果概要を伺います。
⇒ この調査は、家庭から排出される一般ごみの有料化や戸別収集を本市が導入した場合における、メリットやデメリット、導入効果、作業量など、基礎的な事項を調査したものです。
主な調査結果としまして、有料化については、導入のメリットとして、ごみの排出量が多い市民と少ない市民における費用負担の公平性や、ごみの排出抑制、資源回収量の増加といったことが挙げられ、デメリットとしては、市民の金銭的負担の増大、不法投棄や不適正排出の増加といったことが挙げられています。また、一般ごみの減量効果としては、有料化により、排出量が15~20%程度減少するとの結果となっています。
戸別収集については、メリットとして、市民のごみ出し労力の削減や、市民に分別意識が徹底されるなどが挙げられ、デメリットとしては、集合住宅は引き続き集積所収集となることによる不公平感や、収集箇所の増加による収集車両や人員の確保とこれらに伴う経費の増大といったことが挙げられています。また、収集箇所の増加や収集ルートの複雑化などに伴い、収集時間は現在の2.1倍に増加するという結果となっています。
市としてこの結果をどのように受け止めているのか伺う。
⇒ 今後の検討にあたり、大変参考になる結果が示されたものと受け止めています。
しかしながら、有料化によるごみの減量率や戸別収集による作業量などの数値結果については、先行自治体の過去の実績や想定の収集ルートなどから算出した推計値という側面もあるため、導入の検討に当たっては、更なる考察が必要と考えています。
この調査結果をどう活用していくのか、また、有料化や戸別収集の導入について、今後どのように検討していくのか伺う。
⇒ 市の附属機関である廃棄物減量等推進審議会において、今年度は有料化と戸別収集を議題とすることを了承いただき、今年度既に3回、このことをテーマに開催し、ご議論いただいています。
また、審議会での議論に先立ち、導入にあたってのメリットやデメリット、効果や課題等を御理解いただくためにこの調査結果を活用したところであり、今後も様々な場面において、有効に活用していきたいと考えています。
〇観光事業補助金【主要施策成果説明資料p132】
平成25年度決算額は3千78万円が計上されていたが、令和元年度は2千6百万円、昨年度も同様2千6百万円と、近年は過去と比較して決算額が減少している。平成25年度と比較すれば約400万円の差であり、5大祭りそれぞれで約80万円補助額が減っていることになる。
改めて確認しますが、本年度の予算額と現在の執行状況を伺います。
⇒ 令和6年度の観光事業補助金の3区の予算額についてですが、緑区が960万円、中央区が1,260万円、南区が448万4,000円です。
8月末の時点で、3区とも概算払いにより、全額執行額済みです。
また、近年各お祭りの警備費が人件費上昇によって大幅に上がっている一方、補助金額は長期的に減少傾向にあるため祭りの運営体制が縮小していく懸念があります。
各祭りの実行委員会より同様の声が届いているかと存じますが、警備費増へ対応するために必要な増額分はいくらか伺います。
⇒ 令和7年度年度に向けた、警備にかかる必要経費の見立てですが、本年8月末時点での見解となりますが、緑区では430万円程度、中央区では150万円程度、南区では100万円程度、の増額を見込んでおり、現在予算要求中です。
来年度に向けて、商工費内の組み替えの取組をしつつ、予算増額を財政局に強く求めていただきたいが、見解を伺います。
⇒ 五大祭りの必要な経費につきましては、3区役所ともに、人件費や資材費の変動も考慮しながら、今後も、適切で必要な予算の要求に努めてまいりたいと考えております。
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