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執筆者の写真慧 務川

矢川プラスを視察

国立市の新設公共施設「矢川プラス」に秋本市議、萩生田市議、西田市議と視察に。


こども若者の居場所となる最新式の複合施設です。


今後もえぎ台小学校(旧北相武台小学校)跡地利用の議論が活発化していきますが、

将来のあり方の一つとして参考に致します。


児童館機能、乳幼児の遊び場、中高生向けの学習スペースやサウンドスタジオなどこども・若者向けの施設が集約されていました。


隣は保育園で、子育て世帯にとって有難い施設です。


施設設計は保育環境を専門とする大学有識者などから意見を取り入れていますが、過去10年間に渡って地域住民や様々な団体と協議して完成したとのこと。


矢川はもともと公共施設が少ない地域で、

また昭和中期の団地住民の高齢化問題や商店街の衰退など相武台地区とも似た社会事情があります。


子育て施設の老朽化もありこの度2023年4月からオープンしました。


指定管理者は国立市の外郭団体で、市からの公的資金をかなり入れている模様です。


民間の指定管理にしなかったのは、他市の子育て施設で民間事業が撤退してしまったことも背景にあるのだとか。


今後の施設の課題は多世代の利用者を増やすことだそうです。


こどもが多いと地域住民から「うるさ過ぎて利用したくない」との声もあったようで高齢者の利用率は全体の2割。施設運営者としては、「もっと使って欲しい」とのことでした。


時間帯によって利用者世代のグラデーションをつくって全体の利用者数を高めながら、異なる世代で利用が重なる時間帯で世代間交流を目指したいそうです。



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